任意断面の位置を、任意断面の位置を示すスライス面の中心点の移動及び、スライス面上の 座標軸の原点回りの回転により指定します。 回転角および移動量は、現在の位置からの相対的な量での指定となります。
このボタンを押すと、絶対座標系において、スライス面をXY平面上(Z軸に垂直な面) でかつ、Z方向の中心位置に移動します。 このボタンを押すと、絶対座標系において、スライス面をYZ平面上(X軸に垂直な面) でかつ、X方向の中心位置に移動します。 このボタンを押すと、絶対座標系において、スライス面をXZ平面上(Y軸に垂直な面) でかつ、Y方向の中心位置に移動します。 ■座標系の選択 移動、回転時の軸のタイプをワールド座標またはローカル座標の いづれかから選択します。 □ワールド座標 データ自身の座標軸を基準に回転、移動します。 ワールド座標を選択すると、スライス面上の座標軸の各軸の方向 とデータ自身の座標軸が一致します。 ◆回転 回転操作を行います。 X軸 - X軸回りのマイナスの向きに、指定された回転角だけ回転します。 マイナス方向に回転させると、回転角を示す数値が赤色にかわります。 + X軸回りのプラスの向きに、指定された回転角だけ回転します。 プラス方向に回転させると、回転角を示す数値が青色にかわります。 回転角 回転角の絶対値(0以上)を指定します。 この値を入力した時点では回転は行われません。 初期値は45度です。 -(+)ボタンを押した時の回転角を大きく(小さく) したい場合は、この値を変更して下さい。 回転角の値の小数点以下の桁数、最大値を指定するためのパネルを表示します。 Y軸 X軸に対する操作と同様にY軸回りの回転操作を行います。 Z軸 X軸に対する操作と同様にZ軸回りの回転操作を行います。 ◆移動 移動操作を行います。 X軸 - X軸のプラス方向に、指定された移動量だけ移動します。 プラス方向に移動させると、移動量を示す数値が赤色にかわります。 + X軸のプラス方向に、指定された移動量だけ移動します。 プラス方向に移動させると、移動量を示す数値が青色にかわります。 移動量 移動量の絶対値(0以上)を指定します。 この値を入力した時点では移動は行われません。 初期値は1.0です。-(+)ボタンを押した時の移動量を大きく(小さく) したい場合は、この値を変更して下さい。 移動量の値の小数点以下の桁数、最大値を指定するためのパネルを表示します。 Y軸 X軸に対する操作と同様にY軸回りの移動操作を行います。 Z軸 X軸に対する操作と同様にZ軸回りの移動操作を行います。 □ローカル座標 スライス面自身の座標軸を基準に回転、移動します。 ローカル座標を選択すると、スライス面上の座標軸のZ方向の向きが スライス面の向きと同一になります。 移動、回転の度に、座標軸もスライス面の位置、方向により変化します。 ◆回転 回転操作を行います。 X軸 スライス面上のX軸(赤色の軸)回りに回転します。 Y軸 スライス面上のY軸(緑色の軸)回りに回転します。 Z軸 ローカル座標でのZ軸回りの回転は行えません。 ◆移動 移動操作を行います。 X軸 ローカル座標でのX軸方向の移動は行えません。 Y軸 ローカル座標でのY軸方向の移動は行えません。 Z軸 スライス面と垂直な方向にあるZ軸方向に移動します。